また新しい月のスタート🌸
前回担当した梨本のお題は『と』
『とにかく猫がす“ き !” 』ということで愛猫にも登場してもらいました🐈️
本日担当は「鷲巣知行」
普段どんな生活しているの??
鷲巣のお題は『き!』
“き”ょうも素顔を覗き見です👀
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~劇団員しりとリレー日記:鷲巣知行~
『き!危機一髪!』
今までで一番早い春一番が吹き、約束通り梅は満開になりましたが、春はまだのようですね。早く来てほしいものです。
さて、何を書こうかと思った時、じゃあ正月に2行で済ませたあの歌、
「正月や 生き延びられし 一里塚 ひとやすみ」
の意味をご披露しようと思いつきました。しりとりもすぐ出来たし!今度は思い切り詳細に書いたので、見た瞬間読む気を無くすくらい長文の大作です。
それは、年の瀬も押し詰まったある寒い夜のこと、いつものように就寝前にお風呂に入りました。普段そんなにのんびり浸かる方ではなく大抵は10分前後で出てしまうのですが、その日は夜ふかしのせいか冬の湯舟は気持ちよく、いつの間にかうとうとと眠ってしまったのです。
ここで、あ~溺れたな~と思った方、残念ながら我が家は昔ながらの四角い一人用湯船のため、この図体では沈めません。(そういえば実家ではリフォームした時洋風のバスタブにしたため、寝ているうちにずり落ちてブクブクブク・・・と水を飲んで目が覚めたことがよくありました。あれはあれで危機一髪か。)とにかく、溺れない代わりに目も覚めず、後で考えたら50分くらい寝ていたようなのです。
ふと目が覚めるとすっかりお湯は冷め、ぬるま湯になっています。おっといかん出なきゃ・・・。ところがそこで、寝ぼけていた私はいつにも増してざばっと勢いよく上がってしまったのです。体を拭いて、すぐ隣の部屋に入り、バスタオルを掛けようとしていたら突然クラクラし始めました。うわ、急に出たから血が下がって立ち眩みする―と思ったら、そうはならなかったのですがクラクラは治まらず、目の前の洗濯ばさみにタオルを挟むことすらうまく出来ません。何とか吊るしたら横になろうと四苦八苦していると!ギュルギュルギュル・・・今度は大腸が緊急事態を訴え始めました。こ、このまま横になったら体は楽になっても大腸は止まってくれない!ということは・・・、い、いかん!何とか上だけ着てトイレに辿り着きました。
大腸の緊急事態を発出させながら、クラクラが治まるのを待ったのですが一向に治まりません。それどころか、今度は手や脚が猛烈に痺れてきたのです。正座した時に痺れて足首がジンジンしますよね。あの何倍ものジンジンが手と腿全体に広がったのです。なんだこりゃ!?
ここで思い出しました。(映画ならここで回想シーンに入るなあ。)
若い頃、かなり長い台詞を絶叫するシーンがありました(台詞は「いい加減にしろ~!!」じゃないよ)。何度目かのステージでそれを喋っている時に指先が痺れてきたのです。そのことを先輩に言うと、「ちゃんと息を吸え!」と教えられました。喋れてはいても呼吸が浅くなり、酸素不足に陥っていたようなのです。
そうか、立ち眩みしなかったのは血管が広がったんじゃなくて寒さで収縮したからで、それで酸素不足になり痺れてるんだ、ああ、これがヒートショックってやつか!大腸も急な冷えと血液不足で仕事(=水分の吸収)を放棄しようとしているのでしょう。早く酸素行き渡ってくれ!
それからは、必死に深呼吸しながら手をグーパーしたり脚を動かしたりしました。ずっと腰かけたままで。だってまだお尻拭いてませんから。必死だったので本当の時間は分かりませんが5分や10分では回復しなかったように思います。暫くしてやっと落ち着き、ちゃんとお尻も拭いて生還しました。
かかりつけ医にでも訊いてみないと実際どのくらい危なかったのか分かりませんが、お風呂での循環器系の事故はよく聞くことなので紙一重だったのかもしれません。ひょっとしてこれが飲み会帰りでアルコールが入っていたら更に負担がかかってアウトだったかも。冬はいつもマスクで自転車乗っているので比較的低酸素に慣れていたのかもしれません。いずれにせよ自律神経が狂うとあんなことになるんですね。ああ、恐ろしい。それからは慎重に出ています。皆様も入浴前後の体調管理・室温管理などくれぐれもお気を付けください。
正月にヒートショックで死にかけて
めでたくもありめでたくもなし 一生休?
最後までお読みの方、もしいらっしゃったら本当に有難うございました。ご一報下さればもれなく特製ポストカード(っていつもの年賀状ですが)差し上げます。
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ちょっ、超大作でございました!!
今は元気とのことなので、みなさまご安心下さいませ。
ポストカードもぜひご連絡お待ちしております🍀
続いてのお題は『つ』
竹島一輝の登場です。
お楽しみに✨✨
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