公演記録 History |
新人歓迎公演
雪をわたって…
…私たちがめざすものは、大人も子供も楽しめる演劇創りです。
“人生は舞台、舞台はエンタテインメント”という、
映画「バンドワゴン」の主題歌から抜粋した言葉を
モットーとして活動しています。
今回の公演は、おおがかりなセットのないところで行います。
話は童話風でかわいらしいお芝居です。
お友達お誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。
(チラシのキャプションより)
【娯楽通信】

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公演データ |
日程:1988年6月19日(日) 全1ステージ
会場:上智大学構内
1-408教室(東京/四谷)
作:北村想
演出:青木貴
Cast:
清水英子
神田かずえ
羽角聖美
植松瑞代
八木晶子
草野美紀子
原田悠侑規
小倉昌之
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Staff |
音響:牛山惠子
舞台:塩田千鶴 脇田恵里 馬野裕朗
トレーナー:石崎千穂
娯楽通信:編集委員長/石井元 湯浅真奈美 清水英子
制作:石井元 湯浅真奈美
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STORY |
小学生のシロウ(清水英子)とカンコ(神田かずえ)は森の中で狐のコンザブロー(羽角聖美)に出合う。コンザブローは狐たちの学校に案内する。狐の学校では仲間の狐の子供達(植松瑞代・八木晶子・草野美紀子・原田悠侑規)が演芸大会をやっている。そして狐たちの馬鹿馬鹿しくも楽しい演芸が繰り広げられる。
学校の授業にはケルルン博士(小倉昌之)という先生が、狐たちに原子よりも小さい物質フォトンについて講義していた。宇宙の大きさについてシロウとカンコは思いを馳せる。
楽しそうな狐たちをみたシロウとカンコはまた人間の世界へ戻り、明日も楽しく生きようと思うのであった。
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公演メモ |
・旗揚げ公演後入団した新人の顔見せ興行として、また、新たな新人を獲得するため当時の稽古場であった上智大学構内にて上演。
・脚本は北村想作品で、劇団史上唯一の既成戯曲による公演。
・舞台セットや照明もなく、俳優の演技のみで表現する今考えるとかなり実験的な公演。
・現在制作を担当している草野美紀子の初舞台作品。
・記録ビデオあり。
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座長が当時を振り返って |
「久しぶりにこの舞台のビデオを観たら、なんじゃこりゃといほど奇妙な公演やった。自分が出演していたことも忘れてた。若気のいたりというかようこんな変な公演をやってたもんやで。ワシは恥ずかしい。」
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