〜劇団しりとりリレー日記:高畑加寿子〜その②

さぁ、超大作の高畑日記。

みなさま、第1弾はご覧いただきましたでしょうか😀
まだの方は、ぜひ第1弾はからご覧くださいませ✨✨
高畑奮闘記その②です!

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〜劇団しりとりリレー日記:高畑加寿子〜その②

もーそこからは、週末毎に大騒ぎ。他の伎音戯メンバーやそのご家族までも巻き込んで、獅子頭を持ちやすい用に細工。尻尾も重すぎて、ひょっとこが飛び出すのに、難しいからと別のものを探す旅に。動きながら、獅子舞の布を取り外しをする方法や細工。
お面を懐に入れ、扇子は腰に、もーてんやわんや。

でもね。私は獅子舞の後ろ担当だから、常に屈んでいるわけですよ。動いている最中に懐から面は落ちる扇子は落ちる、もはや振どころの騒ぎでは無い。

面はくわえる形になって取り外しなんですけど、鏡を見て振付しようにも、視野が限られるので、外してやると、身体の形をひょっとこに合わせているので、表情がだんだんひょっとこになってくる。
で、いざ、面をつけても、顔がひょっとこのまま咥えるから、つい面が落ちたりするわけですよ。
終いには、獅子舞で転がった折に、懐に入れていた面が大損傷して、慌てて、鷲巣さんに泣きついて直してもらうハメに。鷲巣工房は凄い!

ひょっとこの面を付けたり外したり、獅子舞の布を取ったり外したり、扇子を開いたり腰に刺したり、やる事満載なんですけど〜

そして師匠はリモート画面から、
「それは歌舞伎の木遣では無いですね^ ^ひょっとこが生きていませんね^ ^頭が働いていて、面白くありませんね^ ^」穏やかに笑顔で宣まう(ToT)

木遣にも泣かされた。
木遣とは節回しが独特で(大木や岩を大ぜいで運ぶときにうたう仕事歌。地固め、棟 (むね) 上げ、祭りの山車 (だし) を引くときなどにも歌われる。木遣り節。木遣り音頭。)、これを歌舞伎が取り入れた時の一つの型があるのですが、「お〜お〜おお〜」と稽古しているうちに酸欠も相まってか、何がなんだかわからなくなってくるのですな。私はどこ?的な。

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