劇団員☆オススメイジング~高畑加寿子~

【オススメの落語】

さて、どん尻に控えしは、潮風優しき瀬戸内の椰子の木揺れる駅前で、人となったる町そだち高畑加寿子でございます。

ジンギスカン澤田からのお題は「オススメの落語」という事で、最近はまっている落語をご紹介!

私がオススメしたい落語は、
六代目三遊亭圓生さんの
「掛取万歳(カケトリマンザイ)」‼️

大晦日に掛け金(ツケ)の回収にやってくる業者と払うお金がないので、その人たちの好きなものを
言い訳に取り入れて、撃退しようとする主人公との軽妙でナンセンスなやりとりのお話。

回収業者たちの好みは、落語家さんによって、様々ですが、
圓生さんのは、
1人目「狂歌好きの大家」
2人目「喧嘩好きの魚屋の金公」
3人目「義太夫好きの大阪屋」
4人目「芝居好きの酒屋の番頭」
5人目「三河万歳好きの三河屋」

圓生師匠は、幼少の頃から子供義太夫の芸人として寄席に立っていた方という経歴の持ち主。

義太夫はもちろん、長唄や歌舞伎や三河万歳までが、プロ顔負けの腕前で、まずは、圓生さんの芸の深さにびっくりする作品。

そして、何より圓生さんの凄いのは、演じる役が見ている景色、部屋や玄関の間取まで、やりとりを聞いているだけなのに伝わってくるところ。更には、二人のやりとりを裏で伺っている八五郎の女将さんの様子や心情まで、伝わってくる。

もう落語というより、一人芝居なのですよ〜。

圓生さんの落語は、他にもオススメは沢山あって、どれも臨場感あふれる作品ばかり。

最近では便利なものでyoutubeで、いろんな落語家さんの作品を見たり聞いたりできます。

秋の夜長、皆様も、
いざ落語の世界へ〜!

落語を聞いているうちに、興味がわいて、入手した本たちとパシャリ!

PS.ドアに小指挟んで、もげるかと思った〜(ToT)今は、いかに小指が無いと困るかを検証中。
片方の小指を立てて過ごすと、気付くと、もう片方の小指も立ててしまっているのは、私だけ⁉️

 

次は小倉座長。

お題は【おすすめの場所】でお願いいたします。

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