SIDE BY SIDE

Vol.4 第4回本公演
SIDE BY SIDE

ファースが“笑劇”であるならば、コメディーは“喜劇”と訳される。
もともとコメディーには人生劇という意味もありますから、
つまりはいろいろな想いを含んだ“喜び”なのでしょうか。

人生はコメディーでコメディーが人生。
なかなか含蓄があるじゃありませんか。
そこでおひとつ“コメディーをお試しあれ。
-M.O-
(チラシのキャプションより)

作:小倉昌之
演出:青木貴

1989年10月20日(金)~10月22日(月) 全5ステージ

会場:スペースDEN(東京/新宿)

出 演
小倉昌之
植松瑞代
神田かずえ
清水英子
蔭西珠実
羽角聖美

STAFF

舞台監督:柴田清一
照明:大串博文(アステック)
照明操作:沼沢毅
音響:牛山惠子
舞台美術:高畑加寿子
衣装:八木晶子 草野美紀子
メイク:神田一恵
トレーナー:石崎千穂
宣伝美術:羽角聖美
スチール:角田進
娯楽通信:編集委員長/石井元 湯浅真奈美 清水英子
企画・制作:劇団娯楽天国制作部

STORY

場末の娼館では今日も娼婦達(神田かずえ 清水英子 蔭西珠実 羽角聖美)が喧噪を繰り広げていた。彼女たちの面倒を見ているのはおかまのヴィヴィアン。通称ヴィヴィ。(小倉昌之)彼女(彼?)は娼婦達の喧嘩をさばき、そして娼婦達の不幸な身の上を一緒に嘆く彼女たちの“お母さん”であった。

そこにある日好青年(植松瑞代)が娼婦を買いにやってくる。しかし実は彼は女で、レズビアンであった。冗談じゃないと怒る娼婦達。彼女たちの間に入ってなだめていくうちにヴィヴィはレズ青年の優しさに気づく。

おかまのヴィヴィとレズの青年。二人の倒錯した愛の形は最終的にベッドの上で結ばれるのであった。

公演メモ

・演劇界のディズニーランドをめざしていたはずが、いきなりちょっとエッチな作品に。公演ごとの節操なき路線変更はここからはじまる。
・今はなきスペースDENは新宿・歌舞伎町区役所裏にあった。その怪しげな劇場の雰囲気は作品に奥行きを与えていた。
・タイトルはスタンダードナンバーの名曲「Side By Side」から。
・記録ビデオなし。

座長が当時を振り返って

「おかまはワシの当たり役で、学生時代に演じたおかま役をいれるとこれが4本目。以降、ネタに困ると“小倉のおかま”が劇団の定番となってしまう。トホホ…。しかし、これだけはいうておく。ワシは断じておかま趣味はない。ありませんっ!」